超硬合金による課題解決事例

超硬の耐摩耗の特性を活かした解決事例 ~部品の摩耗部分を超硬にし、部品寿命を8倍に延ばした事例~

超硬合金の特徴の1つに「耐摩耗性」があります。超硬は非常に硬度が高いため、耐摩耗性も高いです。 超硬の優れた耐摩耗性を利用して部品の寿命を延ばした事例です。


【Before】

写真のワーク受けは、設備上で流れてきたワークを受ける設備部品です。毎日何回もワークが接触する部品のため、摩耗しやすいという問題がありました。 元々、採用していた素材はS45Cで、高周波焼入れを施すことで(硬度 HRC55)、摩耗対策をしていました。

・素材:S45C(高周波焼入れ)
・硬度:HRC55
・部品寿命:約 年


【After】

更なる摩耗対策として、ワークが接触する摩耗部分にのみ超硬をろう付けしたところ、部品寿命が約8倍に伸びました。 また、接触部分のみが超硬のため、部品すべてを超硬で製作し直すより、コストを抑えることもできました。

・素材:S45C(高周波焼入れ)+超硬
・硬度:HRC
・部品寿命:約 年


超硬について詳しくはこちら


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超硬による耐摩耗化は東栄超硬へ

東栄超硬では超硬の耐摩耗性を活かして、お客様のお悩みを解決した実績が多数ございます。
ご紹介した事例では、摩耗部分に超硬をろう付けし、耐摩耗化しコストを抑えていますが、部品のサイズによっては全超硬で製作した方がコストを抑えられることもございます。
このような最適な素材の選定やご提案もできますので、部品の摩耗でお困りの際は、東栄超硬にご相談ください。

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